私は中学三年生のとき、勉強に行き詰まり、私立秀明英光高校に進学しました。その高校では「どんなに頑張っても早稲田に現役で合格した人はいない」と言われ、自分も無理だと信じ込んでいました。周囲に成功例がなければ、人は自分もできると信じにくいのです。
しかし、私は地道な努力を続けました。基礎からやり直し、何度も壁にぶつかりながら、諦めずに挑戦を重ねました。その結果、早稲田大学教育学部に進学することができました。この経験で強く学んだのは、モデルケースの存在が人を動かすということです。もし身近に成功した先輩がいれば、自分も必ずできると信じてもっと早く努力できたはずです。
だから私は、太田市で「モデルケースを多く生み出すまちづくり」を進めたいと考えています。教育の分野では、地元から全国の難関大学や専門分野で活躍する若者を輩出し、その姿を次の世代に伝えていく仕組みを作ります。産業の分野では、挑戦する起業家や新しい技術を取り入れる中小企業を市が後押しし、その成功事例を市全体に共有していきます。福祉の分野では、困難を乗り越えて社会参加を果たした方の姿を見える化し、同じ悩みを持つ人の励みにしていきます。
挑戦した人の姿が、次の挑戦を生む。挑戦が連鎖して、地域全体が活性化する。これが私の考える「モデルケースがあふれる太田市」です。